杉山江見堂 / 和紙草木染め 扇子・団扇 受注会

場所:Y. & SONS 京都店内
期間:2023年3月1日(水) ~ 3月13日(月)
Y. & SONS で2020年より取り扱いが始まった杉山江見堂別注の団扇・扇子。
昨年開催したオーダー会では、多くのお客様に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。ご好評につき今年も開催いたします。
和紙は本美濃紙を使用し、染色は草や木の樹皮、実などを地下水にて煮出し染料とし、折りや絞りといった日本の伝統的な手法を用いて一枚一枚、草木染しています。団扇は一本の丸竹から作る丸竹団扇を中心に京都や丸亀の骨を、扇子は滋賀県高島市産の上質な骨を使用してお作りします。
《 杉山江見堂のものづくり 》
明治32年(1899年)に団扇・扇子・日めくり・引き札専門店として創業した杉山江見堂。現在は山梨・鰍沢にアトリエを構え、草木染めによる団扇・扇子のデザイン・製造・販売に至る全てを担っています。どんなお客様が、どんなシーンで使用されるのか。はたまた大切な方への贈物にされるのか。杉山江見堂の団扇・扇子作りの要は想像力です。全工程が手仕事によって生み出される団扇・扇子は、色やバランスなど独自の選択眼から成り立ちます。
草木染めの優しい色あい。野山で採ってきた草木から生まれる天然の色は、人工物にはない自然の豊かな色を持っており、その色は暮らしに優しく溶けなじみます。
《 ものづくりの風景 》
山梨の自然に囲まれた風景の中で、杉山江見堂はものづくりをしています。野山や川辺、時には神社に育つ草木から天然の染料を抽出し、丁寧に染め上げが行われています。
平安時代、“逢う儀” に通ずる “扇” に大切な気持ちを託すおこない、その想いの証ともなった扇子
一方、“くつろぎ” のアイテムとして、納涼にはかかせない団扇
《 受注会 内容 》
団扇・扇子の和紙の色は、昨年の色に、ログウッド・きはだ・やまももの3種類が新たに加わりました。団扇の大きさや扇子の骨の数、地紙の色を選んでいただき、お好みの団扇・扇子を誂えていただけます。ぜひ、団扇も扇子も実際に扇いで心地よい風を楽しんでいただき、この機会に特別な一本をお作りいただければ幸いです。
お渡しは6月初旬を予定しております。
同じ媒染同士の中から、2色お選びいただきます。 ※単色でも承っております。
上:アルミ媒染 下:鉄媒染
骨数は「45間」と「25間」のどちらかをお選びいただけます。
上:45間 ログウッド × 栗 ¥13,200(税込)
下:25間 栗 × くるみ ¥7,150(税込)
団扇は大きさが2種類。また「両面染」か「片面染」のどちらかをお選びいただけます。
左:団扇 両面染 ¥2,640(税込)/ 片面染 ¥2,420(税込)
右:団扇小型 両面染 ¥2,420(税込) / 片面染 ¥2,200(税込)
■Instagram Y. & SONS 京都
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DM、電話(075-256-4090)での問い合わせも受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。